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【日本の宗教】仏に覚醒する一番近道を示す「法華経」

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法華経、一言で言うと、すべての生命の中に仏が入っている、
草も山もありとあらゆるものが仏となりうるものを持っている、ということ。


核心部分は、人間の未来は仏である。
あなたは今は未熟だけれども、遠い未来に仏に変わっている、
それが約束された存在だから人間として生まれている、
だから早く修行をしなさい。、ということを言っている。


六波羅蜜とは、法華経で取り上げられた、修行の6つの方法で、
例えば、「布施」とは「与えよ。自分以外の存在にできることをしてあげる。
あなたの我欲が減るだろう。仏陀に覚醒する一番早い道は、利他行である」、
と書いてある。すべての修行はそのためにある。


しかし、それがイコール寄付金ということではない。
お金やご飯など、物質の世界や有限でなかなかあげられない、
融通が利かないかもしれない。お金以外のあなたの気持ち・思い・
生きざま・知恵などを、他の人のために与えれば良い。これが布施の行である。


法華経には、人は誰か他人の為に力を使う時に仏になる、
と書かれている。あなたが、誰かに「やられた!」と思った時は、
自分の事しか意識していない。やられた部分ばかりに意識がいって、
そこから抜け出せない。世界が閉じている。


例えば、買ったばかりの新車にこすった傷を作ったら、
そこがずっと苦になり、その他の部分がきれいなのには目がいかなくなる。
それと同じことを人生でやっていないだろうか? 


しかしそうではなく、やられた時にやられた自分を見ないようにすべきである。
こすった車の傷を見ない。新車でピカピカなところを見る。
自分のことしか意識しないのではなく、他人の為に力を使おうとすると、
あなたの中の一番力強く上等な部分にスイッチが入る、
すると自家発電のように力がどんどん湧いてくる、
というのが法華経を始めとする大乗仏教の教えである。


(2009.7.19 清水義久先生の空海セミナーより)



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