【易の卦】「沢雷随」は底力があればどんな相手でも頭を下げられるとは?

▼沢雷随(たくらいずい)

随 元亨利貞 无咎
彖曰 隋 剛來而下柔 動而説隋 大亨貞无咎
而天下隋(時)[之] 隋(時)之[時]義大矣哉
象曰 澤中有雷随 君子以嚮晦入宴息

随は、元いに亨る貞しきに利あり 咎なし
彖に曰く、隋は、剛来たって柔に下る 動いて説ぶは随なり
大いに亨る貞にして咎なし 而して天下之に随う
随の時義大いなるかな
象に曰く、沢中に雷あるは随なり
君子以て晦きに嚮ってりて宴息す

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「随」とは文字通り、従うという意味です。

変動して代わっていくものに対して、
そのまま後追いで付いていくというニュアンスです。

人に従い、空間に従い、
時に従うというのはどういうことでしょうか?

それは、あきらめているということ。
「諦めが肝心」「長いものには巻かれろ」という事ですね。

卦辞の意味は、力のある人は弱い人にも
従うことが出来るということ。

つまり、あなたに底力があれば、
どんなにアホな相手でも、
頭を下げて従って行けますよと言っています。

沢雷随は、沢が上にあり、下に雷があります。
本来、水の下に雷なんてありえませんが、
表にあるべきものを隠している。

そして隠れているものが、
なんと雷であるということを表しています。

これを総合すると、
沢雷随とは、ものすごい荒ぶる力を隠し持ちながらも、
頭を下げているという水の流れがあるという意味になります。

(2012.4.21.清水義久先生 周易と易の神秘(フェーズ4)セミナーより)

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