【易の卦】「天沢履」がでたら神社仏閣にお参りに行くとは?

▼天沢履(てんたくり)

履虎尾上咥人。亨。
彖曰 履 柔履剛也 説而應乎乾 是以履虎尾
不咥人 亨 剛中正 履帝位而不疚 光明也
象曰 上天下澤履 君子以辯上下 定民志

虎の尾を履む、人を咥わず 亨る
彖に曰く、履は、柔剛を履むなり 説んで乾に応ず
ここを以て虎の尾を履む、人を咥わす、亨る
剛、中正にして、帝位を履んで疚しからず、光明なり
象に曰く、上に天あり下に沢あるは履なり
君子以て上下を弁し、民の志を定む

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天沢履には、有名な文章が卦辞に出てくる。

「虎のをふむも人をくらわず亨る」

歩いていたら虎の尾を踏んでしまった。
ところが、踏みつけたのに、その虎は自分を食べなかった。
そして、道をそのまま通ることが出来たということです。

まず、虎に道で出会い、足で虎の尾を踏み付けること自体から
非常にデンジャラスな状態に出会っており、決して幸せではありません。

それにも関わらず、その危険の中、通り抜けることが出来る。
卦のイメージもそういうことです。

環境の中で言えば、虎の尾を踏みつけているので最悪です。
普通だったら襲いかかって食べられてしまうところを、
通り抜けることが出来るということを言っています。

通り抜けることが出来るというのは、
どういうことでしょうか?

それは、器が小さい人は危ないということです。

つまり、大きな人間にならないといけないという事が、
説かれています。

ここのニュアンスで言うと、
仁・義・礼・智・忠・信・考・悌の「礼」の道です。

「ありがとうございました」
「おはようございます」など礼を尽くすこと。

天沢履は、この「礼」を使うときの
非常に重要なシンボリックイメージになります。

単純に言うと、天沢履が出たら占うのをやめて、
礼を尽くして、神社仏閣にお参りにいくとよいでしょう。

虎の尾を踏んでデンジャラスだったとき、
礼を尽くして器を広げ、逃げるんだ。

だから、天沢履が出たら神社仏閣へのお参りを
意識したらいいです。天沢履は、危険がいっぱいということです。

(2012.4.21.清水義久先生 周易と易の神秘(フェーズ4)セミナーより)

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